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凄いマンガ2 手塚ヒューマニズムの傑作・手塚治虫『W3』(ワンダースリー)

まだ冷戦の対立構造が社会を覆い尽くしていた時代。戦争や核兵器がもたらす危機を象徴的に描きながら、人間性に対する信頼を描いた作品。
W3医療問題から妖怪まで様々なスタイルのマンガを描いた手塚治虫の作品の根底には、いつもヒューマニズムがあった。そしてそのヒューマニズムへの信頼が最も巧みに描かれた作品の一つがこの『W3』だと思う。

物語は争いを繰り返す人間を愚かさに愛想を尽かした地球外生命体が、3人の調査員を派遣するところから始まる。地球に降り立った3人は一人の少年と出会い、その少年の周囲で暮らしながら人間の姿を見つめていく。

初めてこの作品を読んだ時は、まだマンガというジャンルに対して否定的なものを感じていただけに、これほどのストーリー性で読者を引っ張っていく作品の力に驚かされた。そしてそこに甘さを感じながらもこの作品の結末には強く心を動かされた。

冷戦の対立構造が失われ、社会がより複雑化した現在では、この作品に描かれた社会の姿をそのまま受け入れることはできない。しかし立場の違う者同士がいて、互いに繋がりあったり、分かり合ったり出来る素晴らしさならば今の私たちにも理解できるはずだ。

ウィキペディア W3(ワンダースリー)
ウィキペディア 手塚治虫
アマゾン 『W3』(ワンダースリー) (1) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)

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テーマ : マンガ - ジャンル : アニメ・コミック

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阿部和璧

Author:阿部和璧
現代アートを中心とした美術関係について書くライターをやっています。2011年8月より東京に拠点を移し、現在は都内の地域アートプロジェクトのリサーチの仕事などをさせていただいてます。世の中にある凄いもの、面白いものに興味があり、そんなものたちについてみなさんと話し合ってみたいと思います。
連絡先はメールabekaheki@gmail.com
またはお問合せtwitterまで。

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